偏差平方和の計算を簡略化~試験対策Ver.

アレキシ
アレキシ

ヤンネが出した計算式を実際に電卓を使って計算する手順をやっていくよ~

関数電卓、プログラム電卓等の機能はQC検定で使えないよ

アリッサ
アリッサ

おすすめの機能はどんなの?

アレキシ
アレキシ

まず√が使える電卓。たまに使えない機種もあるから気を付けてね
そしてメモリ機能。これは(長めの計算結果)-(長めの計算結果)を

メモを取らずに計算できるよ。

最後にGT機能。複数回計算した結果の合計を計算できるよ。

アリッサ
アリッサ

今一つイメージがわかないわね。具体例を出してちょうだい。

アレキシ
アレキシ

じゃあ、{1, 2, 3, 4, 5}の偏差平方和を計算していくよ

計算式はこうだったね
$$\sum{x_i^2}-(\sum{x_i})^2/n$$

アレキシ
アレキシ

第1項の計算は\(1^2+2^2+3^2+4^2+5^2\)だね。

電卓で数字の後に「×」「=」と入力すると2乗が計算されるよ~

アリッサ
アリッサ

試しに「2」、「×」、「=」・・・・4になったわ

「3」、「×」、「=」・・・・9がでたわ。

アレキシ
アレキシ

それじゃあ各2乗の値を合計していくよ~

「1」、「×」、「=」・・・・1

「2」、「×」、「=」・・・・4

「3」、「×」、「=」・・・・9

「4」、「×」、「=」・・・・16

「5」、「×」、「=」・・・・25と表示されるよね

この時に液晶に小さく「GT」と表示されている筈だよ

アリッサ
アリッサ

うん、表示されているわ。

アレキシ
アレキシ

ここで「GT」キーを入力すると

今までに計算した結果の合計が表示されるよ。

アリッサ
アリッサ

「GT」っと。・・・・55になったわ。

アレキシ
アレキシ

これが第1項の計算結果だね。

あとで第2項と計算するのでメモリしておくよ。

「M+」キーを入力すると今の55が記憶されるよ。

アリッサ
アリッサ

「M+」ね。液晶にMって表示されたわ。これが記憶したって事ね。

アレキシ
アレキシ

記憶できたようだね。じゃあ第2項の計算やっていくよ~

第2項は\((1+2+3+4+5)^2/5\)だね。

アレキシ
アレキシ

「1」、「+」、「2」、「+」、「3」、「+」、「4」、「+」、「5」、「=」で

「15」と出るよね。

アリッサ
アリッサ

これを2乗するのね。

「×」、「=」でいいの?

アレキシ
アレキシ

アリッサさえてるね。

「×」、「=」で225と表示されて

「÷」、「5」、「=」で45と表示されるよね。

これが第2項の計算結果になるよ。

アリッサ
アリッサ

これを第1項の結果から引くのね。

アレキシ
アレキシ

第2項は引き算する値なんで、マイナス側で記憶させるんだ。

「M-」キーを入力すると-45が記憶されるよ。

アリッサ
アリッサ

ん?表示は特に変わらないわね。

アレキシ
アレキシ

だからって「M-」を連打するとどんどん引き算されるから気を付けてね。

「RM」キーを入力すると第1項の55、第2項をマイナスにした-45の合計で

10と表示されるよ。

アリッサ
アリッサ

できたわ。

アレキシ
アレキシ

「M+」や「RM」キーはメーカーによって表記が違っているので

お手持ちの電卓で試してみてね~

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