PDCA，SDCA

アリッサ

PDCA，SDCAについて説明します。
QC検定の範囲は　1級◎　2級◎　3級◎

[    PDCA    ]と[    SDCA    ]は、品質管理の基本的な手法であり、それぞれ[    計画    ]・[    実行    ]・[    評価    ]・[    改善    ]のサイクルを表します。

[    PDCA    ]は、[Plan（計画）・Do（実行）・Check（評価）・Act（改善）]の頭文字をとったものです。[    PDCA    ]サイクルは、問題解決やプロジェクト管理において広く用いられ、品質管理にも応用されます。[    PDCA    ]サイクルにおいては、まず目標を設定し、次に計画を立て、その計画を実行し、その成果を評価し、最後に改善策を考えるというサイクルを繰り返すことで、品質の向上を目指します。

一方、[    SDCA    ]は、[Standardize（標準化）・Do（実行）・Check（評価）・Act（改善）]の頭文字をとったものです。[    SDCA    ]サイクルは、[    PDCA    ]サイクルと同様に、品質管理に応用されますが、[    PDCA    ]サイクルとの違いは、あらかじめ[   標準化   ]された手順に従って実行することにより、品質を[    維持    ]することを目的としています。

つまり、[    PDCA    ]サイクルは、[    改善    ]を目的としたサイクルであり、[    SDCA    ]サイクルは、品質の[            ]維持を目的としたサイクルであると言えます。どちらも、計画・実行・評価・改善という基本的なサイクルを応用することで、品質管理を行います。